共生と紛争のシステム科学   Systems Science on Symbiosis and Confrontation

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担当教員
木嶋 恭一 
使用教室
月3-4(S636)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66011
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

個人,組織,集団,あるいは国家などを自律的な意思決定主体として捉え,システム科学の視点から,それらが多様な価値観と決定行動原理に基づき相互作用する状況を多主体複雑系として定式化する。ついで,特に多主体間の折り合い・共生・紛争という側面を,数理的モデル・シミュレーションモデルから,バーバルモデルまで幅広い方法論を駆使して考察する。さらに,そのような分析を踏まえ,多主体の共生・共存(アコモデーション)を支援する方法論についても論述する。

講義の目的

個人、組織、集団、あるいは国家などを自律的な意思決定主体として捉え、システム科学の視点から、それらが多様な価値観と決定行動原理に基づき相互作用する状況を多主体複雑系として定式化する。ついで、特に多主体間の折り合い・共生・紛争という側面を、数理的モデル・シミュレーションモデルから、バーバルモデルまで幅広い方法論を駆使して考察する。さらに、そのような分析を踏まえ、多主体の共生・共存(アコモデーション)を支援する方法論につい ても論述する。

講義計画

1 システム科学の基礎
2 共生するシステムとそのモデル
3 敵対・紛争するシステムとそのモデル
4 価値観の折り合いとその支援:システムアプローチ

教科書・参考書等

講義資料を配布する。

関連科目・履修の条件等

講義は自己完結的なので特に条件はない。

成績評価

講義への参加程度と試験またはレポートにより行う。

担当教員の一言

本講義は、「社会的サービス価値のデザイン・イノベーター育成プログラム特別教育研究コース(コース長:木嶋恭一教授、 コースWebサイト:http://www.service-i.titech.ac.jp/)」、 「合意形成学特別教育研究コース(コース長:猪原健弘准教授、コースWebサイト: http://www.ipcob.org/course/)」 のコース指定科目である。本講義を履修する場合、これら2つのコースのいずれかを履修することが望ましい。これらのコースの履修方法や修了認定方法 など詳細については、各コースWebサイトを参照のこと。さらに不明な点がある場合は、courses@valdes.titech.ac.jp 宛に問い合わせること。

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