社会科学の方法論   Social Science Methodology

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担当教員
谷口 尚子 
使用教室
水1-2(W9-910)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66068
シラバス更新日
2010年9月24日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義の目的

魅力的な実証研究を行なうためには、研究関心にもっとも適したアプローチを選択することが大切です。近年では、様々な分野を横断する学際的研究や、複数のアプローチを組み合わせたマルチ・メソッド研究が発展してきています。こうした状況の中では、まず各アプローチの特徴や長短を知ることが有用です。本授業では、(特に個人の意思決定と政治・社会との関係を扱った)社会科学方法論及び諸アプローチの研究事例を知ることをベースに、自身の研究への役立て方を学びます。具体的には、社会調査、統計分析、実験、シミュレーション、fMRIなどを体験しながら学びます。最終的には、自分が関心を持つトピックについて、分析手法を含めた研究計画を立てる練習をします。

講義計画

<文献講読・発表・討議>
トピック毎に指定された文献(内外の論文や書籍の一部)を予め読み、授業で担当者が発表、全員で討議します。
<研究手法の学習>
社会調査、統計分析、実験、シミュレーション、fMRIなどを用いた研究手法を学びます。
<研究計画書の作成>
学んだ分析手法の内、自分が関心を持つトピックに適した手法を選び、研究を実施すると仮定して、研究計画案(レポート)を作成します。

教科書・参考書等

授業内で指示します。

関連科目・履修の条件等

特にありません。

成績評価

授業参加度、実習成果物、研究計画書で評価します。

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