日中比較芸術論   Comparative Art Studies: Japan and China

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担当教員
戦 暁梅 
使用教室
月7-8(H114B)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66061
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

本講義は、日、中美術史に共通する諸事象と問題点を考察することによって、芸術分野における日、中関係の諸相(影響、交流、異同)を究明する。そして日、中の「美術」を媒介に、研究対象を捉える際の柔軟な思考、複合的な視点を養成することを目的とする。
講義では、毎回のテーマに即して、主な文献と研究書を紹介し、美術作品を実際にスライド等で見せながら、適宜ディスカッションを入れて進める。

講義の目的

本講義は、日、中美術史に共通する諸事象と問題点を考察することによって、芸術分野における日、中関係の諸相(影響、交流、異同)を究明する。そして日、中の「美術」を媒介に、研究対象を捉える際の柔軟な思考、複合的な視点を養成することを目的とする。
講義では、毎回のテーマに即して、主な文献と研究書を紹介し、美術作品を実際にスライド等で見せながら、適宜ディスカッションを入れて進める。

講義計画

日、中間美術の影響関係、交流にかかわる諸相については、主に以下の内容を取り上げる。
1. 中国絵画および画論が日本に与えた影響。
2. 江戸絵画における「中国趣味」。
3. 日中画家の交流。
4. 近代中国美術における「日本」の要素など。

日、中美術に共通する分野と問題点については、主に以下のテーマに焦点を当てて検討する。
1. 日中共通の美術分野「文人画」に関わる諸問題。
2. 洋画の受容からみる近代日本と中国。
3. 日中共通の画題から見る表現の差異など。

教科書・参考書等

講義中に指示する。

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

ディスカッションへの参加およびレポートの内容による。

担当教員の一言

受講者には、美術に限らず、日、中の文化全般に視野を広げるつもりで、活発にディスカッション等に参加してほしい。

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