社会システム科学という共通の枠組みから,社会的付加価値創造の最近の話題について論述する。「新たな豊かさ,心の豊かさ」を実感できる社会の実現に向けて,イノベーションの創出に主体的にかかわり,科学技術をベースにした社会的サービス価値の創出・イノベーションに貢献するために必須になる「分野を横断した文理融合的な社会技術の高度なリテラシー」を教授する。人文社会科学と社会システム科学を基礎として,木だけでなく森も見る俯瞰的な視点を涵養する。
21世紀COEプログラム「エージェントベース社会システム科学の創出」の成果に基づき、エージェントベース社会科学の最近の話題について論述する。同プログラムの運営専攻であった総合理工学研究科知能システム科学専攻からの教員と社会理工学研究科価値システム専攻のジョイント形式で開講する。自然の生物から、人間、組織、社会まで、そこで見られる様々な主体を自律的な意思決定主体(エージェント)として捉え、これらの相互作用によって生じるシステミックな特性を解明するために、理工系と社会科学の枠を超えた様々な方法・手法を用いて文字とおり学術的にボトムアップなアプローチを行う。
以下の補講期間中に実施する
2月1日火曜日
10時40分から12時10分 高安
1時20分から2時50分 三宅
3時から4時30分 小野
2月2日水曜日
10時40分から12時10分 今田
1時20分から2時50分 中丸
3時から4時30分 金子
場所:価値システム専攻AVセミナー室(西9号館7階 707)
適宜資料を配布する
特になし
出席及びレポートで評価する。
6人の講師の中から2名を選択し、それぞれ「○○先生の講義を聴いて」と題するレポート(それぞれA4で3ページ以上)を執筆する。ただし、講師によっては特別なレポートテーマが出題される場合もあるので、そのときにはそれに従うこと。
提出先: 西9号館2階の木嶋恭一レターボックス(学内便による提出可、W9-39)
提出期限: 平成21年2月10日(木) 午後5時
知能システム科学専攻とのジョイントで文理融合アプローチを追求します。