比較文化史概論   Comparative Culture Studies

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担当教員
劉 岸偉 
使用教室
火5-6(W936)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66026
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

本講義は中国及び日本の近代文化の発生と交流の諸相を考察する。二十世紀初頭 の中国は、伝統社会の崩壊に直面し、文化の転型を迫られていた。混沌とした中国社 会の各側面を、とくに日本との関わりを視野に入れて、数人の作家を中心にこの時期 に書かれた諸種のテキストを通して読み解く。前期では、比較文化史の視点から、日 中近代文化の生成を概観し、後期では、人物、テキスト往還の諸相を考察する。

講義の目的

本講義は中国及び日本の近代文化の発生と交流の諸相を考察する。二十世紀初頭 の中国は、伝統社会の崩壊に直面し、文化の転型を迫られていた。混沌とした中国社 会の各側面を、とくに日本との関わりを視野に入れて、数人の作家を中心にこの時期 に書かれた諸種のテキストを通して読み解く。前期では、比較文化史の視点から、日 中近代文化の生成を概観し、後期では、人物、テキスト往還の諸相を考察する。

講義計画

1 比較文化史研究について
2 十六世紀イエズス会士の東方布教
3 マッテオ・リッチの中国研究
4 「職方外紀」を読む
5 日中近代語彙の成立
6 文明の逆転

教科書・参考書等

そのつどプリントを配布。

成績評価

レポートなどによって評価する。

担当教員の一言

日本語・英語のほかに、中国語文献も使用するので、ある程度の中国語能力が望ましい。

その他

奇数年度開講科目。

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