日中近代文化交渉論   Intercultural Communication

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担当教員
劉 岸偉 
使用教室
火7-8(W322)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66027
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

前期と同じ

講義の目的

本講義は中国及び日本の近代文化の発生と交流の諸相を考察する。二十世紀初頭の中国は、伝統社会の崩壊に直面し、文化の転型を迫られていた。混沌とした中国社会の各側面を、とくに日本との関わりを視野に入れて、数人の作家を中心にこの時期に書かれた諸種のテキストを通して読み解く。前期では、比較文化史の視点から、日中近代文化の生成を概観し、後期では、人物、テキスト往還の諸相を考察する。

講義計画

1 日本留学と日本研究
2 中国人の日本論
3 留学の心理メカニズム
4 魯迅と夏目漱石
5 周作人の日本研究
6 周作人と小泉八雲
7 近代中国における小泉八雲
8 ラフカディオ・ハーンを読む

教科書・参考書等

そのつどプリントを配布。

成績評価

レポートなどによって評価する。

担当教員の一言

日本語・英語のほかに、中国語文献も使用するので、ある程度の中国語能力が望ましい。

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