運動器および運動機能を捉え、理解するためには、基礎解剖学が土台となり、その上に機能解剖学が必要となる。特にバイオメカニクス、トレーニング科学、身体運動科学を研究する上で、基礎解剖学および機能解剖学を学ぶことは有効と考えられる。
運動器の各部位である、脊椎、肩関節、上腕、肘関節、前腕、手関節、手指、骨盤、股関節、大腿、膝関節、下腿、足関節、足趾につき、骨・関節・筋肉・腱・靭帯といった基礎解剖学を解説した上で、運動が発現するメカニズムなどに関して概説する。なお、本授業は,偶数年度開講科目である。
脊椎、肩関節、上腕、肘関節、前腕、手関節、手指、骨盤、股関節、大腿、膝関節、下腿、足関節、足趾につき、基礎解剖学を理解する。その上で、運動器の仕組み・役割・働き、運動が発現するメカニズムを理解することを目的とする。
脊椎、肩関節、上腕、肘関節、前腕、手関節、手指、骨盤、股関節、大腿、膝関節、下腿、足関節、足趾につき、骨・関節・筋肉・腱・靭帯の基礎解剖を、スライドなどを用いて解説する。解剖図を図示する訓練を行い、基礎解剖の理解を深める。
次に、筋・骨格系を中心として、運動時にどのように働いているのかを、部位別・運動動作別にマクロレベルで検討する。1関節の屈曲/伸展など、単純な運動動作の機能解剖を理解する。
余裕があれば、脳・脊髄・神経根・末梢神経などの神経系や、歩行・ランニング・投球動作などの複合運動などについて取り上げ、検討する。
本講義により、運動時の筋腱や関節、靱帯などの働きを統合して理解することが出来るようになると思われる。
特になし。
特になし。
出席およびレポート評価。
身体運動やスポーツ動作に興味をもたれる学生の受講を希望する。また、講義中に意見を求める機会を多く設けるので、積極的な発言を期待する。
連絡担当教員 丸山 剛生 准教授 ( Tel&Fax : 03-5734-2373 / E-mail : maruyama@hum.titech.ac.jp)