能力測定法特論   Introduction to Statistical Analysis in Education

文字サイズ 

担当教員
石岡 恒憲 
使用教室
木7-8(W9-202Seminar Room of the Department of Human Systems)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
65014
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年10月22日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

自然言語テキストをコンピュータで処理および解析するための方法論と、それを支える理論について理解することを目標とします。テーマは「テキスト処理の最前線」です。

講義の目的

コンピュータによるテキスト処理やテキストマイニング、テキストの自動評価について、その理論と方法について説明します。 またRを使ったネットワーク分析の他、ランダムフォレストなど最近の学習理論について講義します。

講義計画

(大よその目安です)
第1回 オリエンテーション(本講義の目的、概要、構成)
第2回 形態素解析、構文解析、意味解析
第3回 計量文献学、コーパス言語学、言語資源
第4回 統計モデルと集計ツール、統計法則と指標
第5回 語のネットワーク分析、テキストの評価
第6回 小論文やエッセイの自動採点
第7回 サポートベクターマシン、集団学習
第8回 ランダムフォレスト/予備日

教科書・参考書等

特に指定しません。授業担当者作成の講義資料とスライドを使用します。
ただ以下を参考図書として推薦しておきます。
「Rによるデータサイエンス」, 金明哲,森北出版(2007), 3600円
 Analyzing Linguistic Data, R.H.Baayen, Cambridge Press, 9000円程度

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

レポートおよび出席

担当教員の一言

担当教員は日本語小論文の自動採点システムJessの開発者です。また大学図書館システムLimedioの設計開発に中心的に関わってきました。自然言語で書かれた調査対象を、ただ単にツールやソフトを使って解析するだけなく、その中身を知り、必要に応じて独自の観点や評価に基づくプログラムを自作できることは重要です。

このページのトップへ