一般的な言語学と応用言語学に関する基礎的な知識を習得する。
前半は、言語分析と計算機。
言語の分析に必要な研究技能の一つとして、テキスト処理を取り上げる。語とは何か、文とは何か、といった言語単位の定義にはじまり、集合、分類、計量、モデル化に至る問題と解決方法について議論する。
後半は、言語学と文法論
言語学の領域とことばを客観的にどのように分析するかを演習形式を取り入れて行う。
全15週。
前半:山元担当「言語分析と計算機」
言語学者と言語理論。言語学と計算機。テキスト処理。処理と計量。モデル化。
後半:平川担当「言語学と言語の仕組み」
言語学とはどのような学問か。語のメカニズム。文のメカニズム、意味のメカニズム、言語獲得のメカニズム。
教科書はなし。資料を配布する。参考書は授業中に推薦する。
ディスカッションに積極的であること以外、履修の条件は得になし。
出席を重視する。出席率70%以下の場合には単位は与えられない。
授業中のディスカッションに積極的に参加することで、成績を加味する。
期末にレポートを課す。レポートの出来不出来で成績を決める。
基礎であるので、言語学の知識の前提は問わない。
むしろ、言語に関する素朴な疑問を積極的に質問してくださる学生の態度を尊重する。
自分の考えを大切にし、他の意見に耳を貸し、互いに悩み、解決することを通して、
言語学の本質を議論してほしい。とにかく言語学を楽しみましょう。
楽しい授業にするように心がけます。どうぞ皆さんも言語学を楽しみましょう。