「認知・学習実験」「センサ計測」「インタビュー、談話解析」「調査・テスト作成法」の4つのアプローチについて、人を対象とした研究に適用できるようになるための演習を行う.
人間行動システム専攻の修了生が共通的に修得しておくべき「人を対象としたさまざまなタイプの研究を進めていく力」をつけるために、上記4つのアプローチについて、必要な用語や概念、考え方、方法論、データの取得や分析のスキル、論文にする際の留意点や研究実施上の倫理的課題等について理解・修得することを目的とする.
週に2回、学期の前半に本授業を履修し、学期の後半は「行動システム研究プロジェクト」か「教育システム研究プロジェクト」のいずれかを選択して履修すること.
4つのアプローチについて、4回ずつ、計16回にわたって以下のように行う.
・第1クール 4/10、13、17、20:認知・学習実験、教材・教育システム評価
・第2クール 4/24、27、5/1、8:センサ計測
・第3クール 5/11、15、16、22:インタビュー,談話解析
・第4クール 5/25、29、6/1、5:調査・テスト作成
授業で参考文献を提示します。必要な資料はWeb上、あるいは、プリントとして配布します。
この講義は,人間行動システム専攻修士課程の必修科目であり,専攻の修士の学生のみが履修できます.
授業で出された課題に対するレポート、e-learning教材への取り組み、出席、期末試験
授業用メーリングリストを活用します.