教育評価には狭義の教育評価のみならず、プログラムとしての教育の評価、組織の評価が存在する。特に大学評価や大学の質保証は大学改革の推進力として、昨今の高等教育政策を論じる上で必要不可欠な要素となっている。本講義では広範な視点から教育評価システムを捉え、大学評価ならびに学校評価を中心に授業を行う。
プログラムとしての教育評価、大学評価、学校評価について理解し、その実施と結果について適切かつ批判的に捉えることのできる能力を身につけること、また当該評価の実施に携わるための最低限の能力を備えることを目的とする。
第1回: 概論説明
第2回: 日本の高等教育の概要と位置づけ
第3回: 評価とは何か
第4回: 大学評価の経緯と歴史
第5回: 大学評価の方法
第6回: 学校評価の方法
第7回: 大学評価・学校評価の実例
第8回: 総合討論
特に指定せず、必要に応じて使用する
特にないが、該当する内容に興味を持っていること
平素点(出席点ではない)とレポートによる。
12月22日(土)、2月7日(木)、8日(金)の集中講義を予定している。受講者が少ないことが想定されることから開講日時や講義内容はある程度要望に応じるので、受講希望者は専攻事務を通じて担当教員に連絡を取ること。