教育システムのデザインには設計者の学習観が反映される.しかし,学習観は学習環境デザインの「地」(当然の前提)とされて,それ自体の議論はおろか,陽に意識されることすらない場合が多い.そこで,行動主義、表象主義、構成主義、状況論などの学習理論の変遷を追って,それらが生み出す教育システムがどのようなものとなるかを具体的に見ていく.それによって、学習理論を意識しながら学習システムをデザインできるようになることを目指す。
教育システムのデザインには設計者の学習観が反映される.しかし,学習観は学習環境デザインの「地」(当然の前提)とされて,それ自体の議論はおろか,陽に意識されることすらない場合が多い.そこで,行動主義、表象主義、構成主義、状況論などの学習理論の変遷を追って,それらが生み出す教育システムがどのようなものとなるかを具体的に見ていく.それによって、学習理論を意識しながら学習システムをデザインできるようになることを目指す。
1. オリエンテーション、学習環境とコンピュータ
2.行動主義学習理論とドリル型教材
3.表象主義学習理論とチュートリアル型教材
4. 構成主義学習理論とマイクロワールド型教材
5. .状況的学習理論とCSCL
6. レポート発表会(受講者が多い場合)または会話分析概論
7.レポート発表会
テキストは特に設けないが、参考文献として「実践エスノメソドロジー入門 山崎敬一編著 有斐閣 2004」を挙げる。この第14章が本講義のアウトラインとなる。また、「認知的道具のデザイン 加藤・有元編著 金子書房 2001」は状況論を理解するのに役立つ。
特にない
レポート内容のプレゼンテーション、レポート、出席による。
プレゼンテーションとレポートは単位の必須条件とする