教育用ソフトウェアの開発について、特に、ヒューマン・インタフェースのデザインと実装の観点から演習形式の指導を行う。
教育用ソフトウェアの開発について、特に、ヒューマン・インタフェースのデザインと実装の観点から演習形式の指導を行う。
時間帯:月曜日の5・6時限(「教授・学習システム論」と同じ時間帯に日程調整して開講する)
講義室:西9号館3階319号室(W934講義室の隣)で行う。
Java言語等を用いて具体的な教材や教育支援ソフトウェアを開発することを想定した演習を行う。
1.オリエンテーション(+過去の事例紹介)
2.教育用ソフトウェアの設計とユーザ特性
3.教育目標分析とソフトウェアの要求分析
4.中間発表
5.学習者の誤り・つまづきへの対応とインタフェースのデザイン
6.教育用ソフトウェアにおける学習履歴の保存と活用
7.教育用ソフトウェアの評価・改善
8.試験&課題発表
インストラクショナルデザインの原理(ガニェ他著/鈴木他訳、北大路書房)
はじめてのインストラクショナルデザイン(ウォルター ディック, ジェームス・O. ケリー, ルー ケリー, /角行之 (訳)、ピアソンエデュケーション)
演習環境の制約などから、履修者の数を制限する場合がある。その場合、人間行動システム専攻の学生を最優先し、かつ、演習に必要な基礎知識・技能を考慮する。
Java言語についての指導は本授業では行わないので、事前に習得しておくか、並行して自学自習することを要求する。
開発してもらう教育システム、教材は、実用に供することを前提とし、第三者に公開し、意見を求めたり、評価してもらう予定である。
「教授・学習システム論」で、インストラクショナルデザインの基本を学んでおくことを推奨する。
成績評価は、出席状況と提出課題に基づいて行う。