日本語の言語構造   Linguistic Structure of Japanese Language

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担当教員
仁科 喜久子 
使用教室
金3-4(W9-202)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
65023
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

日本語を具体例として言語構造を理解することを目的とする。専門分野に密接に関連する受講者のみならず,他の専攻分野の学生にも興味がもてるよう日本語の構造を音声,文字,文法,意味,談話という言語レベルの視点,自然言語処理,第二言語習得,認知言語学,社会言語学などの学際的な視点から考察する。日本語研究の歴史から今日的な話題まで広く講じる予定である。

講義の目的

言語研究で必要となる基礎知識習得としての日本語の言語構造に関する知識を修得することを目的とする。言語の本質に関する考察を基底として意味、概念、表現形式について講述し、学生との討論も行う。具体的には学習システムに必要な言語処理の方法としての形態素解析、構文解析、談話分析の方法、日本語コーパスについて講述する。

講義計画

第1回 
オリエンテーション
日本語言語構造研究の概説(1)
第2回
日本語言語構造研究の概説(2)
第3回
四大文法家と現代文法
第4回 
四大文法家と現代文法(続き)
第5回
外国人による日本語研究
第6回 
社会言語学における日本語研究
第7回 
自然言語処理と日本語
第8回 
教育工学と日本語
第9回
日本語コーパス
第10回
認知心理学・認知言語学と日本語研究
第11回
全体のまとめ
学生発表のためのオリエンテーション
第12回 発表(1)
第13回 発表(2)
第14回 発表(3)

成績評価

出席点 70パーセント以上出席のこと

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