人間の能力測定の諸手法について,その統計学的基礎から,実際的利用法までを紹介し,結果の読みとり方についても習熟させ,実践的な教育の場で活用できる能力を育成する。
能力を測定するための諸手法に関して、その統計学的基礎から、実際的利用法までを指導し、加えて、結果の読み取り方についても習熟させ、実践的な教育の場で活用できる能力を育成する。
1. 講義をはじめるにあたって
講義の概観
2. 試験実施の現場から
大学入試センター内で使われている解析方法
3. 多変量解析(1) : 回帰分析
モデルとその背景
4. 多変量解析(2) : 主成分分析と因子分析
次元縮小の意味するもの
5. 設問の解答行動とその分析
推理能力テストと学習診断 (選抜から学習支援へ)
6. アンケート調査
設計から調査・解析まで
7. まとめと討論
講義ごとに資料を配布する。
特になし
主に、講義期間中に課すレポートによって成績をつける。
統計をメインに教育分野との接点に関する話題を提供できればと考えています。ご希望に多少なりとも応えられればとも考えていますので、受講希望者はなるべく初回に出席して講義全体の流れを把握するようにして下さい。
担当教員別ホームページ
http://peter.rd.dnc.ac.jp/ice/kougi/StatEdu/