前期の「環境数値シミュレーション1」に引き続き,下記の内容について講述する。
1.大気環境 (都市・地域規模大気環境)
2.水圏環境 (陸水,沿岸,地下水環境)
3.地球環境 (地球規模海洋・大気システム)
様々な要素からなる複雑系としての環境システムの定量的な理解や予測には,数値シミュレーションが不可欠なツールになる.「環境数値シミュレーション2」では, 前期の「環境数値シミュレーション1」に引き続き,下記の内容について講述する.
大気環境(都市・地域規模大気環境)
水圏環境(陸水,沿岸,地下水環境)
地球環境(地球規模海洋・大気システム)
<都市・地域規模大気環境>
1)10月 1日: 全体ガイダンス 鼎 信次郎
都市・地域規模大気環境1(大気汚染の数値シミュレーション)
(独)海洋研究開発機構 山地一代
2)10月 8日: 都市・地域規模大気環境2(メソ・マイクロ気象のシミュレーション)
国際開発工学専攻 神田 学
3)10月15日: 都市・地域規模大気環境3(大気モデルと結合するための陸面モデル)
情報環境学専攻 鼎 信次郎
<陸水・地下水・地表水環境>
4)10月29日: 地表水環境(流域水災害・水資源のシミュレーション)
土木工学専攻 Oliver Saavedra
5)11日 5日: 陸水環境1(湖沼の環境シミュレーション)
国土技術政策総合研究所・環境研究部河川環境研究室長 天野邦彦
6)11月12日: 地下水環境
京都大学大学院農学研究科地域環境学専攻 小林 晃
7)11月19日: 陸水環境2(河川の環境シミュレーション) 同上 天野邦彦
<沿岸域環境>
8)11月26日: 沿岸環境1(沿岸海域の流れと水質の数値シミュレーション)
水産総合研究センター・水産工学研究所 八木 宏
(東京工業大学・大学院情報理工学研究科 連携併任教授)
9)12月 3日: 沿岸環境2(浅海域の生態系モデル構築と適用)
いであ㈱ 国土環境研究所 畑 恭子
10)12月10日: 沿岸環境3(沿岸資源動態の数値シミュレーション)
山口大学工学部社会建設工学科 関根雅彦
<地球規模環境>
11)12月17日: 地球環境1(地球規模海洋システムにおける生態系モデリング1)
(独)海洋研究開発機構・地球環境変動領域 笹井義一
12) 1月 7日: 地球環境2(地球規模海洋システムにおける生態系モデリング2)
同 上
13) 1月21日: 地球環境3(地球温暖化のシミュレーション)
(独)国立環境研究所 小倉 知夫
14) 1月28日: 予備日
なし
参考書等
なし
なし
講義出席:約2割、レポート:約8割
【講義室】西8号館3階W831号室