自律分散システム   Autonomous Decentralized System

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担当教員
森 欣司 
使用教室
木3-4(H101)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
76028
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

成長・変動し続ける大規模システムにおけるニーズと技術課題を明らかにし,その解決手段として自律分散システムを講義する。具体的には,自律分散システムコンセプトと,それに基づくシステムアーキテクチャ,自律通信技術,自律駆動技術,稼働中の拡張・保守技術などについて述べる。さらにこれら技術の実適用例についても言及し,システム技術の展開能力の向上の一助とするため,見学,討論を交えて講義を進める。

講義の目的

成長・変動し続ける大規模システムにおけるニーズと技術課題を明らかにし,その解
決手法として自律分散システムのコンセプト,システムアーキテクチャ,技術を学習
する.さらに,これを基にした実アプリケーション事例を示し,システム設計論を理
解する

講義計画

1. 大規模システムのニーズと技術課題
2. 自律分散システムコンセプト
3. システムアーキテクチャ
4. 自律通信技術
5. 自律駆動技術
6. ネットワーク設計法
7. システムのフォールトトレラント技術
8. オンライン拡張技術
9. オンライン保守技術
10. トランザクション処理技術
11. 分散システム開発技術
12. システム評価技術
13. システムの分割と統合技術
14. リアルタイムシステムでの事例研究
15. 広域情報サービスシステムでの事例研究

教科書・参考書等

参考書等
Distributed Operating Systems, A. S. Tanenbaum, Prentice Hall, 1995

関連科目・履修の条件等

←計算機アーキテクチャ(学部)
→フォールトトレラントシステム論

成績評価

期末レポートにより評価する

担当教員の一言

システムのニーズを題材とし,システム技術の展開能力の向上の一助とするため,討
論および実地見学を交えて講義を進める

その他

知識ユニット
自律分散システムコンセプト,システムアーキテクチャ,オンライン拡張・保守技術,
システムのフォールトトレランス技術,リアルタイムシステム

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