コンピュータグラフィックス   Computer Graphics

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担当教員
中嶋 正之  NELSON MAX 
使用教室
木5-6(W611)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
76018
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

CAD/CAM,科学,工学,医用,芸術,ゲーム等の分野において広く利用されるようになってきたコンピュータによる映像・画像生成の技法について学ぶ。また関連するディジタル画像処理や符号化アルゴリズムについても紹介する。なお,奇数年は,主に日本人学生を対象として日本語,偶数年は主に留学生を対象として英語により講義する。

講義の目的

CAD/CAM,シミュレーション,科学,工学,産業,医用,芸術,ゲーム,教育,
等のコンピュータ応用分野において広く利用されるようになってきた映像・画像生成
の技法について学ぶ.また最先端のCG作品の鑑賞も行う

講義計画

1. 2次元CGについて1:CGについて,図形の表示,滑らかな曲線の表示
2. 2次元CGについて2:ディジタル画像の表示,画像処理,ディザ法,カラー画
像の表示,色の取扱
3. 2次元CGについて3:画像圧縮符号化法,JPEG,MPEG
4. 3次元CGの基礎:グラフィックス要素の取扱,隠線隠面消去法,モデリング
5. レンダリング手法:陰影処理,スムーズシェーディング,影の付与
6. レイトレーシング法:スネルの法則,光線の追跡法,高速化技法
7. テクスチャーマッピング法:基本的なマッピング法,各種のマッピング法
8. ボリュームレンダリング法:CT断層画面の立体表示,3角形パッチの生成,新しい技法
9. フラクタル:フラクタルについて,1/f雑音,フラクタル図形の生成法,ブラ
ウン運動,フラクタル次元,自己相似
10. 可視化技法:サイエンスビジュアライゼーション,可視化技法
11. 自然物体の生成法とその応用:パーティクルシステム,手続き的方法,マッピング法
12. 人間のCG表現とその応用:人間の動作解析,人間の各部位のCG画像生成,次
世代通信
13. CGの今後の動向:マルチメディアとCG,ゲーム応用,VR

教科書・参考書等

参考書等
1. 3次元CG,中嶋正之編著,オーム社,1994
2. コンピュータグラフィクス,安居院猛,中嶋正之著,昭晃堂,1993

関連科目・履修の条件等

←マルチメディア情報処理論
→ヒューマンインターフェイス

成績評価

CG作品の提出及び期末試験または期末レポートにより評価する.

担当教員の一言

本年度は奇数年にあたり、主として国際コースの学生を対象にすべて英語で講義する。
来年度は日本語で講義するので、日本人の学生は来年受講して欲しい。

その他

知識ユニット
2次元CG,デジタル画像処理,映像の符号化法,3次元CG,モデリング,カラー
の取り扱いレンダリング手法,レイトレーシング法,テクスチャーマッピング法,ボ
リュームレンダリング法,フラクタル,可視化技法,自然物体の生成法,人間のCG
表現

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