データ工学特論   Advanced Data Engineering

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担当教員
横田 治夫 
使用教室
火5-6(W831)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
76029
シラバス更新日
2008年10月20日
講義資料更新日
2008年10月20日
学期
後期

講義概要

データ工学は,データベース処理に代表されるような,格納された不揮発の大量データに対する高度処理に関する研究分野で,計算機システムの大きな利用分野の一つである。大量データを対象とするため,高速化が重要であり,いろいろなレベルで並列/分散化等の試みが行われている。本講義では,大量データ処理のためメカニズム,アルゴリズム,アーキテクチャについて評論する。

講義の目的

データ工学は、データベース処理に代表されるような、格納された大量データに対する
高度な処理に関する研究分野であり、計算機システムの大きな利用分野の一つである。
大量のデータを対象とするため、いろいろなレベルでの高速化、高機能化のアプローチ
が行われている。本講では、大量データ処理のため最新のメカニズム、アルゴリズム、
アーキテクチャ等について紹介する。

講義計画

1. データ工学の基本概念
2. トランザクションモデル
3. トランザクションログの解析・マイニング
4. データウェアハウスとOLAP
5. 先進インデックス手法
6. データベース演算のコスト評価
7. データベース演算の並列化(1)
8. データベース演算の並列化(2)
9. 負荷均等化のアプローチ
10. データのリプリケーションと障害回復
11. ストレージシステム
12. 分散トランザクション
13. ワークフロー管理システム

教科書・参考書等

参考書等
1. Transaction Processing: Concept and Techniques Jim Gray and Andreas Reuter Morgan
Kaufmann Publishers, 1993.(邦訳:トランザクション処理-概念と技法-(上下)、日
経BP,2001)

関連科目・履修の条件等

←データベース(学部), 計算機アーキテクチャ第1(学部),計算機アーキテクチャ第
2(学部)

成績評価

期末試験または期末レポートにより評価する.

担当教員の一言

特になし

その他

知識ユニット
トランザクションモデル,データウェアハウスとOLAP,インデックス手法,並列デー
タベース演算,データリプリケーションと障害回復,ストレージシステム,ワークフロ
ー管理システム,XMLデータベース

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