フォールトトレラントシステム論   Fault-Tolerant Systems

文字サイズ 

担当教員
米田 友洋 
使用教室
金3-4(W831)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
76005
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

システムの故障が及ぼす影響を阻止し,高い信頼性を持つフォールトトレラントシステムを実現するために,システム構成と回復,誤り検出,分散システムのフォールトトレランス,テスト生成,検証等の技術について詳論する。

講義の目的

システムの故障が及ぼす影響を阻止し,高い信頼性を持つフォールトトレラントシス
テムを実現するために,システム構成と回復,誤り検出,テスト生成,検証等の技術
について詳論する.

講義計画

1. フォールト・誤り・障害,フォールトトレランスのレベル
2. 多重化による耐故障設計
3. システム再構成,回復技術
4. フェイルセイフ技術
5. 分散システムのフォールトトレランス:耐故障時計同期
6. 分散システムのフォールトトレランス:ビザンチン合意
7. テスト生成:Dアルゴリズム
8. テスト生成:PODEM
9. 故障シミュレーション
10. テスト容易化設計
11. 形式的設計検証導入,時相論理
12. 検証アルゴリズム
13. 検証の効率化

教科書・参考書等

参考書等
1.フォールトトレラントシステムの構成と設計当麻喜弘,南谷崇,藤原秀雄 著,槇
書店,1991
2.フォールトトレラントコンピュータ南谷崇著,オーム社,1991
3. Fault-Tolerant Computing, Theory and Techniques Vol. I, II D.K. Pradhan編,Prentice
Hall,1986

関連科目・履修の条件等

←計算機アーキテクチャ特論

成績評価

レポートおよび期末試験により評価する.

担当教員の一言

特になし

その他

知識ユニット
多重化による耐故障設計,システム再構成,回復技術,分散システムのフォールトト
レランス,自動テスト生成,故障シミュレーション,テスト容易化設計,形式的設計
検証

このページのトップへ