生体分子計測   Measurement of Biomolecules

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担当教員
未定 
使用教室
 
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
79001
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

特性解析の手法を生体そのものに適用する際に生じる問題点と対策について述べ,得られた情報のフィードバックの仕方を含めて,生体分子と生体系との相互作用について安全かつ的確な情報が得られるようにする。特に,イオンの挙動に重点を置いて,実験・理論的考察をする。

講義の目的

本講義の前半では、学部で十分に説明されなかった物理化学のやや進んだ内容について講義する。後半では、生体内の各種反応を反応が展開される場所での生体物質の構造と機能に着目して考察する。更に、生体分子プロセスの新しい研究法、人工系によるシミュレーション、バイオ素子構築法についても論じる。

講義計画

1. 非電解質溶液の熱力学
2. 電気化学ポテンシャルと電解質溶液の熱力学
3. イオンと電気伝導
4. 拡散と流束
5. 膜と電位
6. 生体膜と人工膜
7. 反応の熱力学と光化学
8. 電気化学反応と電極電位
9. 生体内高速反応研究法
10. 生体膜の構造と機能
11. 生体内反応(電子伝達系)
12. 生体内反応(光合成)
13. 生体内反応(視覚)
14. バイオ素子・分子素子

教科書・参考書等

教科書として指定しない

参考書等
花井哲也著、膜とイオン、化学同人は参考書として役に立つ。

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

数回のレポートにより評価する。

担当教員の一言

大学院での物理化学系講義の一つ。

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