ベンチャー起業特論   Business Venture Promotion

文字サイズ 

担当教員
德永 万喜洋  太田 和正  片桐 大輔  若林 拓朗  猪子 寿之  原田 隆 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
78115
シラバス更新日
2014年10月1日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期

講義概要

 ベンチャー企業創業者やコンサルタントなど、起業・新規事業開拓・ベンチャービジネスに詳しい方を非常勤講師として迎え、実体験に基づいた講義をしていただく。起業の実際と、何が重要かの紹介のなかで、幾多の苦労の中の珠玉の喜びが伝わってくるだろう。
 最終2回の講義では、グループでビジネスモデル作成の模擬演習を行い、プレゼンテーションし議論する。

 広い視野と志を持ち、変革の時代に対応する人間力を養い、国際的なリーダーとして、学究のみでなく産業分野においても活躍できる人材が育ってくれることを願っている。

 情報生命教育院に関わる開講科目であるが、当教育院に関わりなく広く聴講を歓迎する。

講義の目的

 社会をとりまく状況の大きな変革は、ビジネスチャンスでもある。ライフサイエンスでは、20世紀の分子生物学の爆発的な発展が、ゲノム・再生分野の革新により加速され、大きな変貌を遂げている。情報分野でも、ビッグデータ、ネットワーク、モバイル情報等の技術革新が情報科学の発展と相まって革新が進んでいる。さらに、個人ゲノム情報・データベース・シミュレーション*を、キーワードに生命と情報分野に融合が起こっている。
 この発展を活かし、健康とQuality of Lifeの向上や、医薬品産業の新規展開等の、バイオや情報産業発展に資する人材を育成することは、大学に大きな課題として求められている。
 このような背景のもと、イノベーションとベンチャー志向を喚起するために、
社会人としての資質、課題発見力と自ら考え解決する力、チャレンジ精神と行動力を学ぶ機会の提供を、本講義の目的としている。

講義計画

開講日:金曜 10月17日~12月12日
時間: 7~8時限(15:05~16:35)、6回目12/05のみ15:05~17:35
部屋:すずかけ台 J棟2階J232講義室
遠隔配信:大岡山 本館地階B04
 ただし、6回目・7回目はすずかけ台のみ(遠隔配信なし)

1.10月17日(金) 経営の基本
 太田 和正 氏、㈱浜銀総合研究所 主任コンサルタント

2.10月24日(金) オープンイノベーション
 出雲 充 氏、㈱ユーグレナ 代表取締役社長

3.11月07日(金) 研究とビジネスの壁
 片桐 大輔 氏、㈱アミンファーマ研究所 専務取締役

4.11月14日(金) 投資家はベンチャーのココを見る
若林 拓朗 氏、先端科学技術エンタープライズ㈱ 代表取締役

5.11月21日(金) テクノロジーとサービス、マーケティング
 猪子 寿之 氏、チームラボ㈱ 代表取締役

6.12月05日(金) グループワークによるビジネスモデル作成と第1回発表
 原田 隆 氏、情報生命博士教育院 特任助教

7.12月12日(金) グループワークによるビジネスモデル作成と第2回発表
 原田 隆 氏、情報生命博士教育院 特任助教

教科書・参考書等

特に無し

関連科目・履修の条件等

特に無し

成績評価

出席・レポートと、グループワーク

担当教員の一言

 起業やイノベーションの現場から、充実した講師の先生方をお迎えします。
とても得難いお話しが聴けることと思います。

このページのトップへ