生命情報医工学   Medical Engineering of Biorecognition

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担当教員
半田 宏 
使用教室
木7-8(B221)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
72003
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

生体反応の制御やネットワーク,それに関与する因子や制御因子の構造や機能を概説し,制御の破綻によって起こる疾病や,医薬品による制御の調節などを紹介する。教科書として,中山書店「ナノアフィニティビーズのすべて」とシュプリンガー・フェアラーク東京「ケミカルバイオロジー・ケミカルゲノミクス」を用いる。

講義の目的

生体には多種多様な制御システムによって時間的・空間的に実に巧妙に調節されている。その制御には様々な生体分子が関わっている。本講義は、細胞レベルの制御システムとして、情報伝達や遺伝情報発現およびそれに関わる生体分子の構造・機能などを学び、生体レベルの制御システムとして、免疫、発生・分化、ホメオスタ-シスなどとそれら制御の破綻によって生じる遺伝病やがんなどの疾病を学ぶ。さらに、それら疾病に対する生体医薬、化学合成剤、遺伝子治療などに関する最新の話題を扱う。

講義計画

1. 生体における制御システムの概論
2. 情報伝達および伝達物質
3. 遺伝情報発現
4. 遺伝情報発現の制御因子
5. 発生・文化
6. がんおよびがんウイルス
7. 免疫と免疫抑制剤
8. 薬剤とその生体レセプター
9. 遺伝子工学の生体薬剤への応用
10. 遺伝子診断
11. 遺伝子治療I
12. 遺伝子治療II
13. クローン技術
14. 総括

教科書・参考書等

「わかりやすい遺伝子工学」 昭晃堂
「ゲノムからの情報発現」 シュプリンガ-フェアラ-ク東京
「生体物質相互作用のリアルタイム解析実験法」 シュプリンガ-・フェアラ-ク東京
「ナノアフィニティビーズのすべて」 中山書店

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

レポート

担当教員の一言

特になし

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