原子力安全工学   Nuclear Safety Engineering

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担当教員
木倉 宏成  長坂 秀雄  相樂 洋  氏田 博士 
使用教室
火7-8(原講571 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71028
シラバス更新日
2015年2月12日
講義資料更新日
2015年2月12日
学期
前期

講義概要

原子力システムの開発では,その安全性を理解することが大切である。この講義においては,

原子力の安全論理,安全設計の基本的な考え方,各種動力炉の安全性の特徴,安全評価,原子力システムの事故,安全研究の動向,安全文化,安全性向上のための方策,といった内容を論じ,原子力システムの安全に係わる基本的考え方から工学的応用について習得することを目的とする。

講義の目的

原子力の安全論理,安全設計の基本的な考え方,各種動力炉の安全性の特徴,安全評価,原子力システムの事故,安全研究の動向,安全文化,安全性向上のための方策,といった内容を論じ,原子力システムの安全に係わる基本的考え方から工学的応用について習得することを目的とする。

講義計画

1. 安全確保の基本的な考え方
2. 安全設計の基本的な考え方
3. 安全評価の基本的考え方
4. 原子力安全規制体系
5. 各種原子炉プラントの安全上の特徴
6. 核燃料物質中間貯蔵・輸送の安全性
7. 地層処分とその安全性
8. システム安全学
9. PSA概論
10. PSAとHRA
11. シビアアクシデント
12. 安全とセキュリティ
13. 新型炉の安全性

教科書・参考書等

E.E. Lewis,"Nuclear Power Reactor Safety", John Wiley & Sons, Inc., 1977.
Bengt Pershagen,"Light Water Reactor Safety", Pergamon Press, 1989.
A.E.Walter, A.B.Reynolds,"Fast Breeder Reactors", Pergamon Press, 1981.
有冨正憲[編著],「今,原子力研究者 技術者が できること」, 培風館, 2012.
J. Reason著、塩見弘監訳、組織事故、日科技連、1999.

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

出席とレポート

担当教員の一言

演習を通じて安全の概念を理解してほしい

連絡先(メール、電話番号)

3992 
ujita@nr.titech.ac.jp

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