革新炉工学特論   Advanced Nuclear Engineering

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担当教員
赤塚 洋  原田 秀郎  木下 泉  石原 正博 
使用教室
水5-6(原輪 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71068
シラバス更新日
2013年9月23日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期

講義概要

原子力が将来にわたって社会を支えるためには,現状を打破する革新的な技術開発やそれを支える基礎研究が必須である。このような視点から,
(1) 原子力将来動向の展望(原子力新技術開発動向,新型炉開発の諸問題,原子力政策論)
(2) 原子力機器の構造健全性(概論,機器の破損・事故例,損傷メカニズムと対策,損傷事例解析,技術基準・規格)
(3) 放射性廃棄物の地層処分
最後に、革新炉工学を支えるために必要な専門知識の有無を確認すべく、原子炉主任技術者の筆記試験を例に取り、過去の問題演習を通じて、「原子炉工学の技術者」として自らを売り出すため、原子炉工学としてどのような内容/水準を身につける事が要求されるのか、確認の機会としたい。

講義の目的

 原子炉工学が将来にわたって社会を支えるためには、現状を打破する革新的な技術開発やそれを支える基礎研究が必須である。このような視点から、他講義ではカバーされていない分野の中から、本年度は原子核工学において重要な「原子力材料/構造工学」、「革新炉開発と核データ、革新炉による核変換」、「革新炉の設計思想、革新炉に採用される革新技術」、「原子炉動特性制御」の講義を実施する。

講義計画

01原子力材料/構造工学1
02原子力材料/構造工学2
03革新炉開発と核データ1
04革新炉開発と核データ2
05革新炉の設計思想1
06革新炉の設計思想2
07原子力材料/構造工学3
08原子力材料/構造工学4
09革新炉による核変換1
10革新炉による核変換2
11革新炉に採用される革新技術1
12革新炉に採用される革新技術2
13原子炉動特性制御1
14原子炉動特性制御2
15原子炉動特性制御3

教科書・参考書等

とくになし。講義にて資料を配付する。

関連科目・履修の条件等

特になし。原子炉理論、原子核反応・放射線、原子力熱工学、量子ビーム工学、核燃料サイクル工学、などを履修していると、一層理解が深まるであろう。

成績評価

レポートによる

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