核融合炉工学   Fusion Reactor Technology

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担当教員
矢野 豊彦  齊藤 正樹  高橋 実  飯尾 俊二 
使用教室
火5-6(原輪 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71039
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期

講義概要

究極のエネルギー源として核融合炉を成立させるに不可欠な核融合炉工学研究の現状と展望について詳解する。核融合反応を生起・制御するための各種炉方式,第一壁・ブランケット,各種燃料サイクル,材料に関する研究課題とその解決への工学的アプローチ,さらには核融合システムの安全確保に関する工学について講議する。

講義の目的

本講義は究極のエネルギー源として期待される核融合炉を成立するため、開発が必要な工学最先端技術について講義し、技術的課題への理解を目的とする。授業では、核融合反応の基礎から各種炉概念の原理、燃料サイクル、安全性確保にかかる挑戦的技術研究の全体像を理解させる。

講義計画

01.核エネルギー開放機構の基礎
02.核融合炉のエネルギー源としての位置付け
03.各種核融合炉概念の原理と特徴
04.第一壁・ブランケットの役割、機能と熱工学的問題
05.核融合炉燃料サイクル
06.アドバンスド燃料サイクル
07.核融合炉材料に要求される機能
08.核融合炉材料開発の現状と展望
09.核融合炉システムの安全性
10.今後の研究課題

教科書・参考書等

特になし(必要な資料並びにOHPのコピーを配布)

参考書等
01.Wston M. Stacey,""Fusion"", Wiley Interscience.
02.井形直弘編 「核融合炉材料」 培風館 1986
03.日本材料科学会編 「エネルギーと材料」 裳華房 1991
04.核融合研究I、II 名古屋大学出版会
05.関 昌弘編 「核融合炉工学概論」 日刊工業新聞社 2001

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

レポート提出等

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