各種核分裂炉,核融合炉等原子力エネルギーシステムにおける熱工学的現象の基礎論とその応用について述べる。
1.原子炉の炉心等における熱発生,2.燃料・材料中の伝熱,3.冷却材の乱流による冷却,4.冷却材の沸騰、凝縮等の相変化を伴う冷却,5.冷却材の沸騰二相流における熱・流動現象,6.原子力エネルギープラントのエネルギー変換と熱サイクル。
原子力エネルギ-システムにおけるエネルギ-発生の機構とエネルギ-輸送現象、並びに、エネルギ-変換と熱サイクルについて基礎を学び、エネルギ-発生・輸送・変換の機構について理解する。
01.原子力システムにおける熱発生
02.燃料・構造材中の熱伝導
03.冷却材による対流伝熱
04.沸騰、凝縮等の相変化を伴う伝熱
05.気液二相流の物理現象の基礎
06.気液二相流の流動・伝熱特性の記述モデル
07.蒸気サイクル
特になし
熱力学
出席とレポート 期末試験
高橋 実 准教授 大岡山北2号館2階226号室(内線2957)