授業では、講義と実習がある。また、次回の実習に向けたホームワークが設定されている。講義では発表プリゼンテーションの構造や論理構成、スライドのデザインなどの基礎を学ぶ。実習では、発表時の姿勢やジェスチャー、アイコンタクト、イントネーション、発音、質疑応答などの練習を通してスキルを体得する。各自が発表マテリアルを作成し、これらの基礎とスキルを積み上げて最終発表を行う。
国際会議の口頭発表およびポスターセッションにおける英語による発表スキル、さらには質疑応答スキルを習得する。
① 授業内容の説明、レベルチェック・クラス分け (リスニングとリーディング)
② 発表の基礎 (コースの概要、プレゼンテーションの基礎)
③ イントラダクションの構成 (基本構造、導入部の役割)
④ ボディーランゲージと声の音量 (緊張の解き方、姿勢と位置、適音量)
⑤ ジェスチャーとボイス・スキル(ジェスチャーとアイコンタクト、抑揚と強弱パターン)
⑥ 話し言葉 対 書き言葉 (発表本文の構成、書き言葉と話し言葉の違い)
⑦ 論理構成 (論理構成、論理形式)
⑧ ビジュアルのデザインと使用法(ビジュアルのデザイン、スライドの形式、ポスターのデザイン)
⑨ 結論と要約 (結論の構成、結論の形式)
⑩ 質疑応答セッション (質疑応答の始め方、質問対応、難しい質問への対処法)
⑪ ポスターセッション (ポスターセッションの準備、観衆の招き方、質問対応)
⑫ 最終発表 (各自の最終プレゼンテーション)
⑬ 最終発表 (各自の最終プレゼンテーション)
適宜必要なプリントを配布する。
最終発表に授業への出席状況および授業への貢献度を加味して総合的評価を行う。