革新炉工学特論   Advanced Nuclear Engineering

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担当教員
赤塚 洋  鈴木 雅秀  原田 秀郎  木下 泉 
使用教室
水5-6(原輪 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71068
シラバス更新日
2011年9月20日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

原子力が将来にわたって社会を支えるためには,現状を打破する革新的な技術開発やそれを支える基礎研究が必須である。このような視点から,
(1) 原子力将来動向の展望(原子力新技術開発動向,新型炉開発の諸問題,原子力政策論)
(2) 原子力機器の構造健全性(概論,機器の破損・事故例,損傷メカニズムと対策,損傷事例解析,技術基準・規格)
(3) 放射性廃棄物の地層処分

講義の目的

原子力が将来にわたって社会を支えるためには、現状を打破する革新的な技術開発やそれを支える基礎研究が必須である。このような視点から、(1)原子力将来技術の展望、(2)原子力機器の構造健全性、(3)高レベル放射性廃棄物の地層処分、を講述する。

講義計画

01.原子力将来技術展望1.原子力新技術開発動向
02.原子力将来技術展望2.新型炉開発の諸問題
03.原子力将来技術展望3.原子力政策論
04.原子力機器の構造健全性1.軽水炉時代の長期化と安定運転、軽水炉の安全確保と構造健全性
05.原子力機器の構造健全性2.健全性確保の方法
06.原子力機器の構造健全性3.軽水炉機器の破損・損傷メカニズムと事故事例
07.原子力機器の構造健全性4.技術基準・規格、構造健全性に係わる技術開発
08.放射性廃棄物の地層処分1.概論:地層処分とNUMOの活動
09.放射性廃棄物の地層処分2.処分場の設計と工学技術
10.放射性廃棄物の地層処分3.処分場の安全性
11.放射性廃棄物の地層処分4.諸外国の状況 etc

教科書・参考書等

とくになし。講義にて資料を配付する。

関連科目・履修の条件等

特になし。原子炉理論、原子力熱工学、量子ビーム工学、燃料サイクル工学などを履修していると、一層理解が深まるであろう。

成績評価

レポートによる

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