原子核工学創造プロジェクト   Instrument Design Project in Nuclear Engineering

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担当教員
木倉 宏成  小栗 慶之  飯尾 俊二  赤塚 洋 
使用教室
水1-2(原輪-1 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71075
シラバス更新日
2010年4月10日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

平成22年度は,専門家でない一般人の原子力・放射線に関する理解を助けるための教材を題材とし,その企画,作成業務を体験する.パンフレット,テキスト等としての作成を念頭に,対象とする読者,使用目的の設定から始め,偏りのない幅広い視野に立った内容構成を目指す.毎週進捗状況の報告,原稿案の提示,履修者相互の意見交換を行って修正,編集,校正を繰り返しながら,実際の各種イベントでの使用を前提に分担して作業を進める.印刷物として理解しやすい体裁,レイアウトにも考慮する.簡単な実演,実習教材の導入も検討する.

講義の目的

専門知識を持たない一般人向け教材の作成を体験させることにより,常に一般社会に目を向けた創造性豊かな原子核工学技術者,研究者を育成することが目的である.共同執筆,編集作業を通じ,コミュニケーション能力,協調性,日本語文章表現力の実践的体得も目指す.

講義計画

01. ガイダンス
02. 一般人向け原子力・放射線教材の現状
03. 対象とする読者,使用目的の設定
04. 内容構成,目次の決定
05. 各項目の作成,意見交換 (1)
06. 各項目の作成,意見交換 (2)
07. 各項目の作成,意見交換 (3)
08. 各項目の作成,意見交換 (4)
09. 各項目の作成,意見交換 (5)
10. 各項目の作成,意見交換 (6)
11. 補助実習・実演教材の検討
12. 各章間の関連付けと整合性の総合的確認
13. 印刷物としての体裁の検討
14. 成果発表会

教科書・参考書等

特になし

参考書等
特になし

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

担当箇所の完成度だけでなく,共同作業や意見交換,質疑応答における貢献度も加味し,多角的な評価を行う.

担当教員の一言

原子力・放射線に関する個々の高度な技術的専門知識,文章作成の経験やスキルは問わないが,履修者には技術と社会の関わりへの深い関心だけでなく,協調性,積極性が要求される.

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