放射線の生物・人体影響の基礎を理解するとともに,放射線および粒子線の医療応用の最前線の一端に触れる。
放射線の生物・人体影響の基礎を理解するとともに、放射線および粒子線の医療応用の最前線の一端に触れる。
The aim of this class is i) to understand the basis of biological effects of radiation, especially on human beings, and ii) to survey how radiation is utilized in medicine.
01.放射線生物影響を理解するための基礎(放射線の量・単位、一般・分子生物学)
02.放射線の生物作用・影響
03.生体の放射線に対する応答(DNA修復、チェックポイント、アポトーシスなど)
04.分子放射線生物学の最先端
05.放射線の医学利用(がん治療)
06.放射線の医学利用(診断、核医学等)
「放射線医科学 ? 生体と放射線・電磁波・超音波 ? 」
(大西武雄監修、学会出版センター、 148P 、定価 3,000 円+税)
なし
授業中の発表およびレポート
これまで生物学の専門科目を受講したことが少ない、あるいはほとんどなくて、生物学の予備知識があまりない方にも理解できるように進めて行く予定です。できれば、受講生諸君の発表なども交えたいと思います。
なお、本講義は 福井大学、金沢大学との遠隔授業として行われる予定です。また、 上記の講義計画は学生諸君との相談により変更する場合があります。