原子力安全工学   Nuclear Safety Engineering

文字サイズ 

担当教員
齊藤 正樹 
使用教室
月5-6(原輪 North No.2 5F-571)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
71028
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

原子力システムの開発では,その安全性を理解することが大切である。この講義においては,

原子力の安全論理,安全設計の基本的な考え方,各種動力炉の安全性の特徴,安全評価,原子力システムの事故,安全研究の動向,安全文化,安全性向上のための方策,といった内容を論じ,原子力システムの安全に係わる基本的考え方から工学的応用について習得することを目的とする。

講義の目的

原子力システムの研究・開発では、その安全性を理解することが大切である。本講義においては、原子力安全に係わる基本的考え方から工学的応用について習得することを目的としている。

講義計画

01.安全確保の基本的な考え方
02.各種原子炉プラントの安全上の特徴(Ⅰ)
03.各種原子炉プラントの安全上の特徴(Ⅱ)
04.原子力安全規制体系
05.安全設計の基本的な考え方
06.安全評価の基本的考え方
07.原子炉プラントの苛酷事故について
08.TMI-Ⅱ号炉事故について
09.チェルノヴィリ炉事故について
10.事故管理について
11.安全性の改良
12.固有安全炉について
13.自ら整合性をもつ原子力システムについて

教科書・参考書等

特になし(自作)

参考書等
E.E. Lewis,""Nuclear Power Reactor Safety"", John Wiley & Sons, Inc., 1977.
Bengt Pershagen,""Light Water Reactor Safety"", Pergamon Press, 1989.
A.E.Walter, A.B.Reynolds,""Fast Breeder Reactors"", Pergamon Press, 1981.

関連科目・履修の条件等

原子炉理論

成績評価

レポート 出席とレポート

このページのトップへ