国際環境工学   Environmental Engineering in International Development

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担当教員
日野出 洋文  佐々木 正和  阿部 直也 
使用教室
木3-4(I4-B04/05)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
70002
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

発展途上国においては,その開発が進む一方で,種々の自然的及び社会的要因が複雑に絡み合った環境問題が生ずる。これらは地域的な視野のみならず国際的な視野で解決しなければならない。本講では,これらの環境問題の相互関係の全般,個々の環境問題およびこれらに対する研究,対策等について概説する。

講義の目的

発展途上国の都市における大気汚染、海洋・湖川汚染、土壌 汚染等の環境問題は、そこでの人口過密、貧困、交通(渋滞、車両の不良整備、排気ガス等)、上下水道の不整備、工場排水等の社会的問題と密接に関係してい る。本講義では、これらの現状および途上国に適した解決方法について概説する。
廃棄物処理技術関連の現状を口述し、あわせて、環境に影響するエネルギー問題についても述べる。

講義計画

講義概要説明  
各論 Ⅰ 人口問題
各論 Ⅱ 温暖化問題
各論 Ⅲ オゾン層破壊
各論 Ⅳ 酸性雨
各論 Ⅴ 森林減少と沙漠化
各論 Ⅵ 水環境問題
まとめ
廃棄物処理法とエコビジネスについて 
廃水処理技術とリサイクルについて
循環型社会を如何に構築していくか 
化石エネルギーと新エネルギーの開発と動向
省エネルギー化プロジェクトのビジネス開発における新しい手法 
化学工場でのエネルギー技術開発の実例紹介

教科書・参考書等

配布資料

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

出席点およびレポート点により総合的に評価する

担当教員の一言

一口に「環境」といっても、多種多様な意味を 含んでいる。種々の角度から広い視野での「国際環境工学」を学んでほしい。

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