工学系の建築学コース履修者を対象に,ケーブル構造,免震・制振構造等の多様な構造デザインの設計実務に対応できるための基礎知識を講述し,具体的な事例演習を通じて構造計画を学ぶ。
学部課程を修了した履修者が、多様な構造デザインの設計実務に対応できるための基礎知識を学ぶ。
建築デザインと構造
1. 建築デザインと構造の形態
2. 特殊構造の設計事例と失敗例
空間構造の設計
3. 空間構造の歴史と立体トラスの設計
4. テンション構造の設計1
5. テンション構造の設計2
耐震構造の設計
6. 塑性解析と保有耐力計算
7. 振動解析の基礎
8. 震害例と耐震設計の目標性能
制振構造の設計
9. 制振構造の原理とディティール
10. 制振構造の計画法
11. 制振構造の試設計
免震構造の設計
12. 免震構造の原理とディティール
13. 免震構造の計画法
14. 免震構造の試設計
海外規準による設計
15. 海外構造設計規準概説
講義中に参考図書を推薦する
構造力学第2までの履修をしていれば構造以外の専攻の方も可。
授業出席および課題提出による。