数値解析法特論II   Advanced Computational Method in Civil Engineering II

文字サイズ 

担当教員
市村 強 
使用教室
火1-2(M112)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
61068
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

土木工学において対象とする物理現象を数値的に解析する際に必要となる計算手法について,有限要素法を中心として講義を行う。また,CADモデリング・FEM解析・可視化の一連の知識を習得する。なお,演習を随時織り交ぜながら講義を進める予定である。

01.CAE概論
02.CADモデリング
03.FEM解析
04.可視化

講義の目的

土木工学で主に対象とする物理現象を数値シミュレーションする際に必要となる数値解析法の基礎について、有限要素法を中心にして講義・演習を行う.三次元弾性体・動弾性を対象としてCAEベースでの有限要素法の理解・習得を図る.

講義計画

1. 数値解析の概念と限界

2.
定式化と解析フロー

3.
プレ処理:CADモデリングとデータ構造

4.
プレ処理:CADモデリングとデータ構造(演習)

5. 要素剛性マトリクスと数値積分

6.
要素剛性マトリクスと数値積分(演習

7.
静弾性:全体剛性マトリクス方程式と一次方程式の解法

8.
静弾性:全体剛性マトリクス方程式と一次方程式の解法(演習)

9.
ポスト処理:可視化とデータ構造

10.
ポスト処理:可視化とデータ構造(演習)

11.
動弾性:全体剛性マトリクス方程式と時間積分(演習)

12.
動弾性:全体剛性マトリクス方程式と時間積分

13.
ポスト処理:可視化とデータ構造(演習)

14.
ポスト処理:可視化とレンダリング(演習)

15. ポスト処理:解析結果の加工と精度の検討

教科書・参考書等

特に指定しない

関連科目・履修の条件等

Fortranの使用経験があるほうが望ましいが、経験の有無を条件とはしない.

成績評価

最終試験,授業出席、レポート提出

担当教員の一言

演習を取り入れて進めることを予定しております.履修時は各自復習を行うことを前提に講義を行います.質問時間は金曜の昼休みとします。

このページのトップへ