公共心理学   Public Psychology

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担当教員
藤井 聡 
使用教室
水1-2(M112)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
61057
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

公共政策を検討するために必要となる社会における人々の心理についての基礎理論を講義するとともに,社会心理分析のために必要となる実験と分析の方法を概説する。

01.公共政策と社会心理学
02.選択と判断の理論と分析
03.社会的ジレンマ
04.理論仮説と実証分析
05.協力行動への行動変容技術
06.合意形成の心理

講義の目的

合意形成問題や都市内における交通行動,生活行動などについての,土木計画を検討するために必要となる心理過程についての基礎理論を講義するとともに,社会心理分析のために必要となる実験と分析の方法論を概説する.

講義計画

1.
公共政策と社会心理学

2.
選択と判断の理論と分析1

3.
選択と判断の理論と分析2

4.
社会的ジレンマ1

5.
社会的ジレンマ2

6.
社会的ジレンマ3

7.
理論仮説と実証分析 1

8.
理論仮説と実証分析 2

9.
社会的行動の態度と習慣

10.
協力行動への行動変容技術1

11.
協力行動への行動変容技術2

12.
協力行動への行動変容技術3

13.
公共政策に対する心理:公正

14.
公共政策に対する心理:信頼

15.
公共政策に対する心理:世論

教科書・参考書等

藤井 聡:社会的ジレンマのための応用心理学,ナカニシヤ出版,2003.

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

授業出席,レポートおよび期末試験

担当教員の一言

公共政策が人を対象とする事業である以上,人の心理を理解することが無用であるとは考えられない.それ故,公共事業に関連した人の心理の系統的科学的理解のための公共心理学は,公共政策に関わる技術者の基礎知識に位置づけられる.

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