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集積回路設計におけるレイアウト設計は回路・システムを物理的な実体,すなわちチップ上に割り付ける工程であり物理設計とも呼ばれる。近年の規模,要求の高度化につれてコストを決定する主要因となり,様々なアルゴリズムが工夫,開発され今やVLSIレイアウト設計論としてひとつの学問分野を形成している。本講義では,設計の流れに沿ってその基礎となる組合せ理論的なアイディアや最近得られた工学上のインパクトの大きいテーマを選んで解説する。