- 使用教室
- 火1-2(S323)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 56006
- シラバス更新日
- 2008年10月3日
- 講義資料更新日
- 2008年10月3日
- 学期
- 後期
講義概要
携帯電話システムについて概観した後、周波数有効利用の観点から様々な技術を整理し、各要素技術について詳述する。前半では、無線伝送路のモデル化、信号伝送の理論と実際について述べる。後半では、最近の研究トピックス(適応信号処理、 CDMA、 OFDM、 MIMO 等)について述べる。
Review of the mobile communication systems, and various mobile radio transmission techniques from the viewpoints of spectrum efficient system implementation. Details on radio propagation models, modulation and demodulation techniques, cell layout techniques, and advance topics such as adaptive equalization, adaptive array, and CDMA systems.
講義の目的
巨大化する通信ネットワークシステムの一部として移動体通信は非常に重要な位置を占めつつある．移動通信技術の全体像，その要素技術の詳細，将来動向について解説する．主にディジタル伝送技術の基礎と応用に焦点を当てる．
講義計画
01.移動通信の概論
02.移動通信システム
03.移動無線伝搬路の特徴
04.伝搬のインパルスレスポンス
05.雑音と干渉
06.アナログ・ディジタル伝送方式
07.ディジタル変復調方式
08.狭帯域変復調方式とダイバーシチ伝送方式
09.セル構成技術
10.スペクトル拡散方式の基礎
11.無線信号処理
12.第3世代移動通信におけるネットワーク
13.移動通信におけるサービス
教科書・参考書等
毎回，講義用資料を配布する．
関連科目・履修の条件等
「ディジタル通信」を履修していることが望ましい．
成績評価
レポートにより評価する．
担当教員の一言
電磁気学的事象が，システム設計および信号処理とどのように絡み合っているかを学んで欲しい．
