情報通信政策演習   Exercises on Strategic ICT Policy

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担当教員
久保田 誠之  酒井 善則 
使用教室
木3-4(S223)  
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
56028
シラバス更新日
2014年9月24日
講義資料更新日
2014年9月24日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

社会に巣立ち企業等で活動を開始すると、いろいろな課題に直面する。企業等で活動する場合のケーススタディとして、情報通信分野での主要な課題についてひととおり議論する。
実際に情報通信に関する課題の対処策を考える際のケーススタディを行う。適当ないくつかの政策課題を選び、双方向の論議を行い今後の社会参加への扉を開く。

講義の目的

実際に情報通信に関する諸課題に対するケーススタディを行う。
将来情報通信産業界等で活動する場合、その時の政策とは無縁では大きな仕事にならないケースが多々ある。
政策課題や立案のポイントを吟味することによって、適当ないくつかの政策課題を選び、双方向の政策立案の演習を行うことによって、政策課題や政策立案のポイントを理解し、個人個人の将来の可能性を高める。

講義計画

後期全体の演習の進め方は、第1回目の授業で説明する。2回目の授業から、個別の課題について、基礎知識を与えた上で政策議論を行う。一つのテーマに関して2回分の演習の時間を費やすことを原則とする。従って、後期授業においては7つのテーマを取り扱う予定である。1つのテーマの進め方は、はじめの授業において教官からテーマの概要、問題点を一通り説明し、教官と学生と質疑を行い、次回の授業では、教官の補助のもと希望する学生に進行役(複数)を勤めてもらい討議を行い、ひととおりの結論を出す。なお、進行役を勤めた学生には一定の加点を行う。テーマ毎にこの方法を7回繰り返すことになる。
(政策課題テーマの例(実際には7テーマになる))
1 日本企業のICT製品の苦戦の理由と対処策
2 日本発の標準がどうして外国に入らないのか
3 通信インフラ構築、管理に競争は必要か
4 OSやソフトプラットフォームは、なぜ米国企業が強いのか
5 我が国にどこまで全国均一通信サービスは必要か
6 日本再生のためにICTをどう活用すべきか
7 理工系はなぜ文系よりも企業幹部の数が少ないのか

教科書・参考書等

必要な資料は配布する。

関連科目・履修の条件等

特に無し。

成績評価

最も興味を持ったテーマに関するレポート(問題点、メリット/デメリット、結論<理由を付する>)が5割で、毎回の授業の出席点を5割とする。

担当教員の一言

最新の状況についてテーマを取り上げたいので、政策テーマは変更することがある。

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