環境・電力エネルギー特論   Environment and Electric Energy

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担当教員
葛本 昌樹  堀口 剛司 
使用教室
木5-6(S321)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
54014
シラバス更新日
2015年10月13日
講義資料更新日
2016年1月7日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

本講義は上記の3項目について、下記4章で構成する。
①産業・経済、②環境問題の政策と動向、③電力変換、効率利用技術と施策、④エネルギー、政策と動向、及びこれらの4単元から選んだ課題について⑤レポート発表及びグループ討議を行う。

講義の目的

世界の課題は、「エネルギー安全保障と持続性」、「環境の保全」、「経済の成長」の3項目が相互に影響し合う、トリレンマからの脱却である。しかし、各国それぞれの事情もあり、一意的な解決策は見えてはいない。本講義では上記三項目それぞれの基盤となる事象、技術、各国の政策等を学ぶ。それらを基に、Global社会で日本がどのような役割を担い寄与できるか、また日本が発展する道筋がいかにあるか自ら考える力を養いたい。

講義計画

(1)産業・経済
01 オリエンテーション産業・経済の基礎知識
02   産業の変遷と知財/ビジネスモデル
03   世界の中の日本の産業
(2)環境問題、政策・動向
04   環境問題I(循環型社会、大気環境、CO2削減)
05   環境問題II(国際的な有害物質規制、企業の対応)
06   水・大気浄化技術           
(3)電力変換、効率利用技術、施策
07   スマートグリッド、スマートコミュニティ(三菱電機 泉井氏)
08   討議、前半内容補足
09   パワーエレクトロニクス        (堀口准教授)
10   蓄電・制御技術            (三菱電機:吉岡氏)
11   トピックス
(4) エネルギー政策と動向           
12   日本と世界の電力・エネルギー状況
13   再生可能エネルギー
(5)グループ討議
14   グループ討議準備
15   グループ討議

教科書・参考書等

たとえば八木重典編著「バリア放電」朝倉 電気電子工学大系
講義において資料を配布する.またOCW-iにアップする。

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

1)出席(発言)点、レポート点の合計 80点 
2)グループ討議 20点  
  3~4グループに分かれ、課題発表。
  各単元から課題を抽出してプレゼンを行い、全員で討議する。

連絡先(メール、電話番号)

kuzumoto@ee.titech.ac.jp
03-5734-3796

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