パワーエレクトロニクス特論   Advanced Course of Power Electronics

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担当教員
藤田 英明 
使用教室
金5-6(S322)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
54006
シラバス更新日
2012年4月9日
講義資料更新日
2012年3月26日
学期
前期

講義概要

半導体制御素子を用いて電力の変換,制御などを行う分野-パワーエレクトロニクスについて,その応用と技術動向について講述する。具体的内容として,電力用半導体素子(MOSFET,IGBT)の応用,整流回路の特性改善,インバータ,交流電力調整装置,高調波及び無効電力補償装置,自励式整流回路,最新の技術動向を取り扱う。

講義の目的

パワーエレクトロニクスは,電力用半導体デバイスのスイッチング動作を利用した電力変換器とその応用に関する分野であり,各種産業用途から家電製品に至るまで広く現代社会を支える重要な基盤技術となっている。
本講義では,特に広く用いられている電圧形変換器に注目し,回路方式,動作原理,特性解析およびその応用について講述する。

講義計画

02. 電圧形インバータの転流動作
03. ゲート駆動回路とスイッチング特性
04. スイッチング損失とソフトスイッチング技術
05. 共振形インバータとその応用
06. PWM制御の高調波解析
07. 電力変換器のモデリング
08. ディジタル電流制御
09. 系統連系インバータとその制御
10. PWM整流器とPFC回路
11. STATCOM とアクティブフィルタ
12. 障害電力のエネルギー的考察
13. 変圧器の直流偏磁
14.マルチレベル変換器
15. 新しい電力変換器

教科書・参考書等

OCWiにて資料を配布する。
必要に応じて参考となる文献等を紹介する。

関連科目・履修の条件等

【履修しておくことが望ましい科目】
学部科目の「電気機器学」,「パワーエレクトロニクス」

成績評価

期末試験による。

オフィスアワー

特に設定しない。電子メールにて確認されたい。

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