システム制御工学   Systems Control Engineering

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担当教員
高橋 宏治 
使用教室
木3-4(S321)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
50110
シラバス更新日
2008年10月3日
講義資料更新日
2008年10月3日
学期
後期

講義概要

システムの複雑化や要求する制御内容の高度化にともない,種々の新しい制御手法が発展している。電気・情報系の関連する分野において,これらの制御手法を有機的に応用することを主題として講義する。物理システムから人工システムまで,量の制御から手順の制御までを扱う。フィードバック制御に関する基礎知識をもっていることが望ましい。

講義の目的

システムの複雑化や要求する制御内容の高度化にともない、種々の新しい制御手法が発展している。電気・情報系の関連する分野において、これらの制御手法を有機的に応用することを主題とする。物理的システムから人工システムまで、量の制御から手順の制御までを扱う。

講義計画

01.物理システムと人工システム
02.量の制御と手順の制御
03.シーケンス制御
04.時限制御・順序制御・条件制御
05.離散事象システム
06.Petri Net
07.事象駆動と非同期・並列進行
08.フィードバック制御・フィードフォワード制御
09.目標値入力の時間変化と応答
10.変化する外乱への遅れなし対応
11.特性変動への対応と適応
12.把握困難な量やモデルへの対応
13.量の制御と手順の制御の融合
14.システム制御における要点

教科書・参考書等

講義時に、適宜各項目について参考となる文献を紹介する。

関連科目・履修の条件等

フィードバック制御に関する基礎知識を持っていることが望ましい。

成績評価

課題演習および学期末試験の合計による。離散事象システム制御、アドバンストフィードバック制御、システム制御のハイブリッド性の概念を理解・修得したことをもって合格とする。

担当教員の一言

いろいろなシステムや制御手法について、その考え方と取扱い方を中心に講義する。興味をもって出席されたい。

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