システムの複雑化や要求する制御内容の高度化にともない,種々の新しい制御手法が発展している。電気・情報系の関連する分野において,これらの制御手法を有機的に応用することを主題として講義する。物理システムから人工システムまで,量の制御から手順の制御までを扱う。フィードバック制御に関する基礎知識をもっていることが望ましい。
システムの複雑化や要求する制御内容の高度化にともない、種々の新しい制御手法が発展している。電気・情報系の関連する分野において、これらの制御手法を有機的に応用することを主題とする。物理的システムから人工システムまで、量の制御から手順の制御までを扱う。
01.物理システムと人工システム
02.量の制御と手順の制御
03.シーケンス制御
04.時限制御・順序制御・条件制御
05.離散事象システム
06.Petri Net
07.事象駆動と非同期・並列進行
08.フィードバック制御・フィードフォワード制御
09.目標値入力の時間変化と応答
10.変化する外乱への遅れなし対応
11.特性変動への対応と適応
12.把握困難な量やモデルへの対応
13.量の制御と手順の制御の融合
14.システム制御における要点
講義時に、適宜各項目について参考となる文献を紹介する。
フィードバック制御に関する基礎知識を持っていることが望ましい。
課題演習および学期末試験の合計による。離散事象システム制御、アドバンストフィードバック制御、システム制御のハイブリッド性の概念を理解・修得したことをもって合格とする。
いろいろなシステムや制御手法について、その考え方と取扱い方を中心に講義する。興味をもって出席されたい。