- 担当教員
- 荒井 滋久
- 使用教室
- 月5-6(S611)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 50106
- シラバス更新日
- 2008年10月2日
- 講義資料更新日
- 2008年10月2日
- 学期
- 後期
講義概要
光伝送工学の基礎，光ファイバ伝送路の特性，発光素子，光増幅器，検波器などの光デバイスの特性と受信雑音，光回路および光伝送システムの特徴等について講義する。
講義の目的
本講義では，広帯域通信の主たる方式となりつつある光ファイバ通信方式の形態，その基本的構成要素，伝 送容量，多重化方式，ネットワーク化などについて解説する．
光ファイバ通信方式を理解するための光伝送路や光源，検出器に関する理論的基礎を与えるとともに現状の 光通信システムと将来展望についても概観する．
講義計画
01.光通信の概要
02.光ファイバ伝送路の特性
03.光通信用光源の基礎
04.光通信用光源の基本動作特性
05.光通信用光源の直接変調
06.単一波長レーザ
07.光の変調方式（外部変調）
08.光集積デバイス
09.光検出器と復調
10.光伝送路の伝送帯域と伝送距離
11.光増幅器と通信システム
12.光多重化方式と光波回路
13.先端光デバイスと光インターコネクション
教科書・参考書等
担当教員が作成した資料を基に講義を進める．
関連科目・履修の条件等
特に履修条件を設定しない．
成績評価
期末レポート，授業中の演習，出席点から総合的に評価する．
担当教員の一言
実用の光通信システムは急速に変化しているが，それらを支える基本デバイスの動作原理や基本技術を理解 して欲しい．内容が，光ファイバ，半導体，光デバイス，システムと広範に及ぶので，参考書（入門編）として，『光ファイバ通信入門』（末松・伊賀 編著；オーム社刊）を読んでおくことが望ましい．
