講義概要

I　本学以外の企業または大学等の研究機関で実務の経験や研究を行うことにより，研究開発能力と問題解決能力を培う．
II　２ケ月間程度の実務の経験や研究を行い，その成果を纏め報告する．

講義の目的

機械工学の基礎を修得し，さらに修士課程において専門を究めている期間に，本学以外の企業もしくは大学等の研究機関で設計・開発・生産に関する高度の研究・開発を体験することにより，大学における講義・修士論文研究を多面的に理解する能力を培い，より広い見地からの技術開発課題や研究開発の進め方などを学ぶ．

講義計画

修士課程１年前期の７月末までに学生の希望を募り，原則として，８月中に派遣する企業もしくは大学等を決め，履修計画を提出し，承認を得る．10月初めから１月末までの間での２ヶ月程度，企業もしくは大学等にてインターンシップを行う．毎月の終わりに研修状況を担当教員に報告するとともに，終了時にインターンシップ報告書を提出のうえ成果発表を行う．

教科書・参考書等

関連科目・履修の条件等

機械物理工学専攻の学生のみ履修することができる．また本科目は博士一貫プログラムの派遣プロジェクトに相当するものではない．

成績評価

インターンシップ報告書により行う．

担当教員の一言

学部、大学院を通じて修得してきた機械工学的素養に加え，本学以外の企業，大学等における研究・技術開発手法を学ぶことで，複眼的な視野を有する技術者になってもらいたい．