板やシェルなどの構造部材あるいは固体の力学現象に着目し,座屈や連成といった工学的問題に関する構造解析の基礎となる理論を講述する.
構造物の工学的問題の考え方を学び,ケーススタディを通じて構造解析の基礎を修得することを目標としている.
1.構造力学の基礎
2.円板,厚肉円筒
3.平板の曲げ
4.シェルの変形
5.近似解法,構造解析の基礎
6.座屈問題
7.連成問題
講義資料を配布する.適宜,講義内で参考書を紹介する.
(参考書)井上達雄,弾性力学の基礎,日刊工業新聞社(1979)
学部の材料力学の基礎が習得されていることを前提とする.
授業レポート(2~3回)および期末レポートで評価する.