グローバルCOEエネルギー 科学技術社会論II   Global COE Energy:Science and Technology in Society II

文字サイズ 

担当教員
野崎 智洋  中島 秀人  福地 直樹  瀬口 昌久  石田 秀輝  柴田 清  国吉 浩  有本 建男 
使用教室
月7-8(H112)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
40157
シラバス更新日
2012年10月14日
講義資料更新日
2012年10月5日
学期
後期

講義概要

科学技術社会論Ⅰでは,エネルギー関連分野に関係の深い主題を中心に,科学技術社会論の基礎を学ぶことを目的とする。特に科学技術をめぐる公共空間の問題を中核として授業を行う。公共空間とは何か,なぜ公共空間を考えるのが重要なのか,さらに公共空間と科学技術の専門をつなぐ科学技術コミュニケーションがいかなるものかを講義する。その具体例である環境やエネルギーの公共的意思決定についても講述する。
科学技術社会論Ⅱでは,科学技術社会論の基礎についてさらに学習を進める。さらにデザイン論,技術者倫理,科学技術政策などを媒介にして,科学技術社会論を工学概論へと発展させ,これをどのように公共空間論と接続するかを講義する。

講義の目的

科学・技術・社会の関係を広い観点から学び、社会と科学技術がいかなる関係を持つべきかを考える。

講義計画

講義室 本館H112
 *非常勤講師のスケジュールにより7,8,9,10限の連続もあるので注意すること。

 授業開始時刻・午後3時5分(一コマの場合終了は4時35分、二コマの場合6時20分)

10月9日(火) (1) (8日月曜日休日)
ガイダンス:授業概要、小レポートおよび学期末レポート説明
      前期との接続:科学技術と公共空間(中島秀人、詫間直樹)
10月15日 (2) 医療とインフォームドコンセント(福地直樹・弁護士)
10月22日 (3, 4) 技術者倫理とユニバーサルデザイン(瀬口昌久・名古屋工業大学)
10月29日 (瀬口ビデオテープ)
11月5日 (5) エネルギー政策(国吉浩・経済産業省、NEDO)
11月12日 (6,7) 自然に学ぶ粋なテクノロジー(石田秀輝・東北大学)
11月19日 (石田ビデオテープ)
11月26日 (8, 9)  LCAで考える社会のための技術(柴田清・千葉工業大学)
12月3日 (10,11) 社会の中の科学技術と日本
(有本建男・科学技術振興機構・社会技術研究センター長、GRIPS教授)
12月10日 (柴田ビデオテープ) 
12月17日 予備日
1月7日 (13)  省エネルギーへの合意形成(中島秀人、詫間直樹)
1月14日 休み(成人の日)
1月17日(木) (14) エネルギーと技術の未来(中島秀人、詫間直樹)
1月21日 (有本ビデオテープ)
1月28日 (15) レポート指導

教科書・参考書等

中島秀人他『エンジニアのための工学概論』、ミネルヴァ書房を購入を強く勧める参考書として指定する。

関連科目・履修の条件等

科学技術社会論Ⅰを履修することが望ましいが必須ではない。

成績評価

出席回数及び毎回の小レポートおよび学期末レポートによる。

担当教員の一言

グローバルCOEプログラム「エネルギー学理の多元的学術融合」によるエネルギー学理融合教育プログラムです。
エネルギー科学技術と社会との関係を俯瞰的な観点より教授します。

その他

【注意点】
非常勤講師の授業では、時間を延長したり、通常と異なる教室で講義を行うことがある。代わりに、一部の月曜日には授業を実施しない。なお、延長時間帯の講義に出席できない学生については、ビデオテープ授業で対応するので、授業中の説明に注意すること。

このページのトップへ