流体物理学特論   Advanced Course of Physics in Fluid Dynamics

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担当教員
店橋 護 
使用教室
金7-8(I123)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40054
シラバス更新日
2012年9月21日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期

講義概要

流体物理学のうち,乱流,乱流輸送及び乱流燃焼を取り上げ,その基礎と応用について講述するとともに,最新の成果について説明する。

講義の目的

流体物理学のうち、乱流、乱流熱・物質輸送及び乱流燃焼を取り上げ、その基礎と応用について講述するとともに、最新の成果について説明する。

講義計画

1.乱流現象の概要
2.乱流の統計的性質(1)(一様等方性乱流)
3.乱流の統計的性質(2)(自由せん断乱流)
4.乱流の統計的性質(3)(壁面せん断乱流)
5.乱流の間欠性、乱流理論、乱流モデル
6.乱流構造の普遍的特性
7.乱流熱・物質輸送
8.レイノルズ数と状態の遷移
9.乱流変動の性質
10.発達した乱流
11.乱流場における渦構造と統計法則
12.乱流中のコヒーレント微細渦
13.乱流燃焼(1)
14.乱流燃焼(2)

教科書・参考書等

参考書等
H. Tennekes and J. L. Lumley, ""A First Course in Turbulence"", The MIT press, (1972),
J. O. Hinze, ""Turbulence"", 2nd Ed., McGraw-Hill, (1975), U. Frish, ""Turbulence"",
Cambridge University Press, (1995), K. K. Kuo, ""Principles of Combustion"", John Wiley
& Sons, (1986), F. A. Williams, ""Combustion Theory"", 2nd Ed., Benjiamin Cummings,
(1985), 神部勉,P. G. ドレイジン, “流体力学 安定性と乱流”, 東京大学出版会, (1998)
等を参考書として推奨する。

関連科目・履修の条件等

流体力学及び熱力学の基礎について履修していることが望ましい。

成績評価

提出されたレポートにより成績を評価する。

担当教員の一言

この講義を受講することにより乱流の基礎から最新の成果までを修得することができる。

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