協調工学   Collaboration Engineering

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担当教員
萩原 一郎 
使用教室
木5-6(I3-310)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40133
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

人間と機械の協調のためには,まず機械が使い手の満足度を把握できることが重要である。人間は言葉より顔の表情によって最も良く感情を表出する。表情の分析をファジー推論やニューラルネットワークなどを使って行い,感性に関わる機能創出法について学ぶ。

講義の目的

人間と機械の協調のためには、まず機械が使い手の満足度を把握できることが重要である。
人間は言葉より顔の表情によって最も良く感情を表出し、表情の分析によって使い手の満足度を測ることができる。
ファジー推論やニューラルネットワークなどを使ってこの分析を行い、これによる感性設計法を学ぶ。

講義計画

1.協調工学とは
 1.1 静的協調
 1.2 動的協調
2.協調工学の基礎理論
 2.1 ファジー推論
 2.2 ニューラルネットワーク
 2.3 適用例
3.表情認識技術
 3.1 癒しの構造
 3.2 幸福の構造
4.音質への適用
 4.1 音質に関わる技術
 4.2 音質の創出法

教科書・参考書等

萩原一郎、北岡哲子、協調工学、コロナ社、近刊

関連科目・履修の条件等

特にありません.

成績評価

レポート等

担当教員の一言

自動車の設計を例にすれば、衝突、騒音振動、空力など大方の特性は設計段階で創出される。
残された課題は、音質、操縦安定性、乗り心地など人間特性に関わる特性開発である。
工学・心理学・芸術の融合でこれらの特性開発を行う協調工学は益々重要となっていますので,是非修得して欲しい.

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