環境・広域計測特論   Environment and Wide-area Measurement

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担当教員
富永 雅樹 
使用教室
金3-4(S521)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
40136
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

環境および広域の計測手法について考える。漠然とした現象を把握し理化するためのモデル化や計測手法について学ぶ。屋外計測において特に重要なノイズ対策を考えるとともに,既存の手法が通用しない対象に対する計測システムを作り上げるための考え方を学ぶ。

講義の目的

環境および広域の計測手法について考える。
漠然とした現象の把握と理解、モデル化、計測手法を学ぶ。
屋外計測で特に重要なノイズ対策を考えると共に、
既存の手法が通用しない対象に対する計測システムを作り上げるための考え方を学ぶ。

講義計画

0.広域計測の背景と考え方、地球規模の水循環
1.自然災害:土砂・地震・火山災害、発生の機構、現場での計測手法
2.野外科学の方法:野外調査方法、KJ 法の紹介、ひとりブレインストーミング
3.困難な測定対象のモデル化:観測手法の開発、土壌と水、観測結果と解釈
4.複雑な対象の定式化手法:土壌中の水分移動、拡散現象、解析解の意味
5.測定雑音、技術の背景:計測系のノイズの原因と対策、技術の背景
6.地下環境の計測手法:電気探査、弾性波探査、音響探査
7.地球規模の広域計測:リモートセンシング
8.大気環境の汚染:オゾン層、酸性雨、ダイオキシン、土壌汚染など
9.野外における計測手法:ノートパソコンを使った計測・制御の手法

教科書・参考書等

随時プリント配布

関連科目・履修の条件等

教養課程レベルの一般物理学、一般化学は技術者の知的基礎である

成績評価

成績はレポート、課題等で評価する。

担当教員の一言

環境に対する旺盛な関心を持ち、計測とは何かをともに考えたい人を歓迎します。

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