レーザーを応用した燃焼工学分野の計測法に関する知識を習得する。
レーザー01.熱流体の光学計測の概論
02.光学計測のための基礎理論(1) 古典物理(マクスウェル方程式)
03.光学計測のための基礎理論(2) 量子力学の初歩
04.濃度と温度のレーザー計測の原理
05.エンジン内の濃度と温度のレーザー計測の実際
06.流速のレーザー計測の原理
07.エンジン内の空気流動のレーザー計測の実際
08.微粒子粒径のレーザー計測
09.半導体レーザーを用いた熱流体の計測
10.エンジン内の熱流体現象
11.光学計測と燃焼制御
熱機関内の基礎的非定常現象である気体流動、燃料噴霧、火炎などに関する最新のレーザー応用画像計測法について解説する。
噴霧の粒子径、燃料蒸気濃度、火炎温度、火炎内の煤粒子濃度などを計測対象とする。を応用した燃焼工学分野の計測法に関する知識を習得する。
参考書等
Eckbreth, A. C., “Laser Diagnostics for Combustion Temperature and Species”, Abacus Press (1988)
を参考書として推奨する.
特に指定なし。
流体力学及び熱力学の基礎について履修していることが望ましい.
数回のレポート提出により評価する。